海が泣いている

2011.7.6

 

震災後いっこうに国会は希望へ進んで行かない。

 

原発の放射能の危険性が福島で明らかになっているのに

 

玄海原発の再開に向けて国が責任を持つという。

 

まったく信用出来ない。

 

「喉元過ぎれば熱さを忘れる」

 

安心だと言っておきながら

 

これからストレステストを全ての原発でおこなうという

 

順序が逆さまだよ。

 

この国の舵取り役は誰も信用できないと思う。

 

 

震災後の政治の停滞は

 

この美しい日本を何処へ向かわせるのか。

 

 

でも、もういいよ。

 

 

「海が泣いている、したくてあんなことしたんじゃない。

 

 海が取り残されている、海の悲しみを誰も気づかない。

 

 海は、この国が好きでたまらなかった。

 

 あれからずーっと、海が泣いているよ。」

 

 

ひとりひとりの生命のロウソクの炎が

 

希望の光になるように自分自身で切り替えるしかない。

 

まさしく、我々は今、問われている。

 

自分に出来ることを淡々と、していきたい。

 

祈ることも、願うことも、もうしない。

 

願えば、見えない闇も姿を現す。

 

祈れば、自分の方が神より偉くなる。

 

出来ることを淡々とする以外に道はない。

 

この国の未来を占うこともしない代わりに

 

海の悲しみに気づいていたい。

 

頭を低くしながら、金色に染まりながら、

 

実りの秋を待ちながら。